海上保安制度創設60周年記念観閲式及び総合訓練(一日目)

入港作業中の巡視船「おいらせ」

今日も今日で横浜に海保巡視船艇を撮影しに行って参りましたw
我ながら相当なモノ好きだと思うよ(ノ∀`)




今日は親と一緒だったんですが、親は大桟橋で入港の全体像を見たいとかで・・・・。
自分は先日見たんで違う場所にしたかったので、話し合いの結果別々の場所に行く事にw


15:30頃に横浜到着。
自分は今日は横浜防災基地(第三管区海上保安本部)と新港ふ頭の間で帰還する船を待つことに。
このエリアは隣のふ頭との間が狭いため、基本的に小型船が主に入港する岸壁です。


待つこと小一時間ほど・・・・。
大桟橋で待つ親から「2隻きてる」とのメール報告が!!
撮影準備を整え待っていると、海上防災基地の裏から1隻の巡視船が。
入港一番手は予定通り、巡視船「かむい」でした。
「かむい」に続き、巡視船「きりしま」も入港作業を開始。
接舷する岸壁との距離が近いので、入港作業中の指示も聞こえてきて臨場感がありますw
大型船が反対側に入港する関係で、今回は小型船の撮影に専念でき、レンズ交換等の慌ただしさが無くて良かったです!


次に入港してきたのは、先日発見した正体不明の巡視艇。
船首の防舷材には「CL-136」の固有番号が書いてあるのに、船名は「しらはぎ」っていう?
(↑)だけだと何の事かわからないと思いますので説明しますと・・・・。

「CL-136」は東京海上保安部所属の巡視艇「やまぶき」の固有番号なんですが、「しらはぎ」は宮城海上保安部所属の巡視艇で固有番号は「CL-125」です。

(「しらはぎ」・「やまぶき」ともに同型の姉妹艇です。)

要は、1隻の巡視艇に2隻分の船名と固有番号があるっていう。
不思議でしょう?


とか言いながら、この観閲式シーズンになるとよくある事なんですよねw
これは個人的な推測ですが、何かしらの事情で防舷材を装備していなかった巡視艇「しらはぎ」が、臨時に巡視艇「やまぶき」の防舷材を借りて、固有番号を直さずに船名だけ変えたのだと思います。
まぁどうでもいい事ですが、ヲタとしては色々と推測をするのも楽しかったりします。


巡視艇「しらはぎ」に続き、巡視船「おいらせ」も入港開始!
一方、入港作業を終えた巡視船「かむい」では、今回使用したと思われる艦首の20mm多銃身機銃を乗員の方が整備中でした。
巡視船「おいらせ」に続いては、巡視艇「しののめ」・「せとぎり」の両艇が入港作業を開始しました。
これだけ狭い海域に複数隻の巡視船艇が集まると、接触事故が起きないかと勝手に心配してしまいますが、そこは高い操船技量で難なく入港。


これらの入港作業が一段落すると、続いて巡視艇「たつぐも」が入港開始。
就役から20年以上が経ち*1老朽化も進んだ巡視艇「たつぐも」ですが、未だに海上警備の最前線である対馬海上保安部で頑張ってます!!
巡視艇「たつぐも」が入港すると、続いて鈴なりの乗艦者を乗せた観閲船の巡視船「いず」が入港してきました。
今日・明日の観閲式・総合訓練は一般に公開され、公募などで当選した一般人が多く乗船しています。


ここまで撮影し終えると、親がいる大桟橋へ移動。
移動途中でロシア国境警備隊警備艇や、巡視船「しきしま」の入港を撮りつつ移動しました。
大桟橋で親と会って、少し待っていると巡視船「しきね」・「おきつ」が入港。
2隻の入港を撮影すると、日も落ちて暗くなって来たので帰宅しました。




巡視船「かむい」
江差海上保安署所属の巡視船「かむい」



巡視艇「しらはぎ」
正体不明の巡視艇こと、巡視艇「しらはぎ」



巡視艇「たつぐも」
古参ながら今も頑張る巡視艇「たつぐも」

*1:管理人より年上ですw