江の島シーキャンドルライトアップ(掃海艇「えのしま」一般公開)

「えのしま」舷門

本日は毎年恒例、江の島で行われる海上自衛隊の掃海艇一般公開に行ってきました。




例年通りに08:30頃に小田急線「片瀬江ノ島駅」到着。
天候は全体的に雲が多く陽は時折射し込む程度でしたが、思いのほか寒くはありませんでした。
残念な天候だった事もあり「江の島弁天橋」から見える富士山も拝めず(ノ∀`)
橋を渡っていると、湘南港に停泊する掃海艇「えのしま」が見えましたが、今年は出船で係留されているのが確認できました。
橋を渡り江の島に着いてもこの時間では店はやってないので、そのまま湘南港本船岸壁へ向かう事に。
09:00前に岸壁に着くと、入場待機列はいつもの倍くらいは伸びてました!!
流石は今年就役の新型艇で、なおかつ初公開だけの事はある(・ω・)
とは言っても、並んでるのは40人そこそこしか居ないんだけどw
それでも公開開始時間には80人くらいは並んだので、例年からすれば多いです。
列に並んでいて気付いたのは、今日はやけに船が揺れているってこと!
舫の締め具合弱いのか、いつもより波が荒いのか?
傍から見ていても明らかにピッチングとローリングを繰り返してましたw
(((;・Д・)))ガクガクブルブル


09:00になり一般公開が開始され、「えのしま」に初乗艇する事に!
乗艇時に「えのしま」のオフィシャルパンフを貰い、まずは船橋部の見学へ。
今年の見学順路は「船橋→科員食堂→船尾部→船首部」と、例年とは少し異なる順でした。
見学者が多い事もあって船橋内はかなりの人口密度w
案内係の隊員に話を聞こうにも、移動するだけでも一苦労でした(ノ∀`)
今まで見学していた掃海艇「すがしま」・「のとじま」・「つのしま」とは、最大で10年以上の建造年月が開いている事もあり、航海用機器なども新型になっていました。


船橋の見学を終えると艇内の科員食堂などを見学。
こちらも「すがしま」級掃海艇とは艇内の配置も変わっていたりで、今までとは勝手が違う印象。
今回は「えのしま」オリジナルグッズの販売はありませんでしたが、識別帽がかなりカッコイイ感じで、少し欲しくなりました。


その後は後部甲板に移動し、掃海艇の主兵装である「機雷処分具S-10 1型*1」などを見学。
えのしま」は機雷処分具の他に掃海具なども装備する為、後甲板の作業スペースが拡張されています。
乗員の方に聞いた所、作業甲板も広くなって作業もし易くなったそうで。
後甲板左舷艦首寄りに搭載された「機雷処分具S-10 1型」を見学。
思っていたより大きくてちょっとビックリ!!
運用している乗員の方によると、使い勝手はすこぶる良いとの事。


後部甲板を見学後は前部甲板へ移動。
移動途中に潜水作業で減圧症になったダイバーに使用される、再圧タンクが展示されていましたが、こちらも二人用の新型に更新されていて、随所に新装備が見られました。
船首部に装備された20mm多銃身機銃*2は、今年もカバーが掛かっていて拝めず(ノ∀`)
ここ数年はずっとカバーが掛ったままだし、もう剥き出し公開する事は無いのかな・・・・?
前部甲板を見学後はそのまま離艦、正味40分ほどで見学は終了しました。


見学後、今年は親も同行していたので観光もかねて江の島近辺をウロウロと散策。
ちょうど昼時になったので、江の島名物「しらす」の食べ放題の店で昼食。
とりあえず、当分「しらす」はいいやってくらいに食べて来ました(ノ∀`)
帰宅時は偶然にもロマンスカーに乗れる時間帯だったので、すごい久々にロマンスカーに乗車しました!




掃海艇「えのしま




機雷処分具S-10 1型
搭載位置的にどうしても側面から撮影できなかったので俯瞰で撮影。

*1:有線誘導で遠隔操作される、機雷処分用の無人潜水艇

*2:機雷銃撃処分用