就役記念「巡視船しきね」一般公開

「しきね」舷門

今日は朝から横浜海上防災基地に巡視船「しきね」の一般公開に行って来ました。
ではでは、簡単なレポでも。




一般公開は「11:00〜15:30」までということで。
自分は10:00頃に海上防災基地前に到着。
到着した時点での開門待ち人数は10人弱でした。
海上防災基地に着いて思ったのが、公開される「しきね」がいない・・・・。
いつもなら新港側の岸壁に公開船を停泊させるのはデフォなのに。
今日は親も一緒だったので、場所取りをしてもらって大さん橋側の岸壁を偵察に行くことに。
すると、いつもの巡視船「しきしま」の定位置に「しきね」が接岸していました。
どうも今日はこちら側で一般公開が行われるようで!
「しきね」の前では特別警備隊の皆さんが大声出して訓練中でした。
朝も早くから大変だなぁと、この時は思ってました。


11:00の開門直前には入場待機列もかなり伸びて、横浜資料館付近まで延びたでしょうか。
ほぼ定刻で開場。
海上防災基地の正面から入場して、正面の施設を抜けて「しきしま」岸壁へ。
こちら側の岸壁は入った事がなかったので、個人的に新鮮な光景でしたw
入場後はすぐに「しきね」に乗船。
乗船後はまず前部上甲板を見学。
「はてるま型」巡視船は船体が大きい印象がありましたが、乗船してみるとそれほどでもない印象。
前甲板には放水銃と30mm機銃が装備されています。
放水銃と30mm機銃が背負い式に装備されている為、前甲板は係船設備を含めると一杯な感じ。
その後は船橋構造物内へ移動、船内は護衛艦に比べると広めな印象。
船橋内に入ると一切の撮影は禁止だそうで。
新鋭巡視船だけに装備も近代的な仕様になってました。
船橋部分は配置に就く乗員分だけのシートが用意され、乗員の方の話では常時着席したまま操船するそうです。
船橋を見学後は後部のヘリ甲板へ移動。
途中、船体中央部には複合型搭載艇2隻が搭載されてました。
ヘリ甲板は意外と広く設計されていて、船体長の1/3くらいを占めてる感じ。
ヘリ甲板上をウロウロしていると、岸壁で「しきね」特別警備隊による訓練展示が行われるとの事!!
朝やってた訓練は、これのリハーサルだったんですねw


ヘリ甲板の最前列を確保して撮影することに。
訓練展示の内容は「大盾操法」と「暴徒制圧訓練」の2種でした。
まずは「大盾操法」を見学、指揮官の指示に従い8名の隊員が「大盾操法」を行う。
特警隊が使うジェラルミン製の大盾が立てる音は独特ですね。
基本的な防御態勢など基本的な構えを実演しました。
後半は、暴徒役に扮した隊員を相手に制圧の段取りを展示。
暴徒役の隊員が投石に見立てて、着色された拳くらいあるプラスチック片のような物を投げる。
プラスチック片は割と軽そうな感じかと思いきや、暴徒が思いっきり投げた物が大盾に当たると「ゴンッ」っていうかなり重い音が!!
あれはモロに当たったらかなり危険かも・・・・。
最後は鉄パイプを持った暴徒が特警隊に襲い掛かり、それを隊員が制圧する訓練。
暴徒役で殴りかかる隊員も本気で殴りかかるんで、かなり真に迫る訓練でした。
個人的には特救隊よりも、特警隊やSSTが好きなんで、こうした訓練を見学できたのは面白かったです。


訓練終了後は、午後の予定もあったので早々に海上防災基地を後にしました。



巡視船「しきね」
以前に撮影した「しきね」




大盾操法




暴徒制圧訓練