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世界の艦船 2011年 07月号 [雑誌]

特集は「超高速軍艦」について。
最近だと米海軍が二本立てで整備を行っている、LCS*1「フリーダム」級・「インディペンデンス」級が有名な所でしょうか。
表紙写真にもなっている「インディペンデンス」は、トリマラン*2船体を採用するなど特異な形状が目を引きます。
また身近な所では横浜の瑞穂ふ頭*3で見かける、高速輸送艦「ウェストパック・エクスプレス」も紹介されています。

巻末の「海上保安庁ニュース」では、今月は「らいざん」型巡視船2隻が就役。
両船はPS-15「びざん」・PS-16「のばる」として、それぞれ徳島と宮古島に配備されました。
これに伴い、宮古島海上保安署の巡視船「のばる」が大阪海上保安監部に移動。
配属地変更にともない船名をPS-109「のばる」→PS-109「かつらぎ」に変更されました。
その他、個人的に気になったのは、東北地方太平洋沖地震による大津波によって損傷した航空機について。
仙台にて定期整備中に津波に巻き込まれたAS332L1「わかたか」（MH-685）は、修理不能と判断され廃棄が決定したとのこと。
「わかたか」は横浜海上保安部所属の巡視船「しきしま」搭載ヘリで、海保には2機しかない軍用型シュペルピューマでしたが・・・・・。
今後、搭載ヘリをどうするのか気になる所です。

AS332L1「わかたか」（MH-685）
修理不能で廃棄が決定した「わかたか」

*1:沿海域戦闘艦

*2:三胴

*3:ノースポート